マダン観光業の挑戦    2006年9月16日(土)     記事一覧へ    前の記事へ    次の記事へ
ダンの観光局が大小様々な観光業者を巻き込んで顧客拡大に挑戦中だ。


しいサンゴだらけの海、カラフルな野鳥だらけのジャングル、奇抜な衣装の部族など、世界から多くの観光客を呼べるだけのポテンシャルを秘めたPNG。しかし、思うように観光業が発達していないようだ。マーケティングスキル、資金、市場の流行を得るための情報収集など、あらゆる経験や知識が足りないからである。


PNG政府の観光協会がPOMにあるが、観光業発展のための新サービスの開拓や質の向上、スキルアップのための講習などの提案や指導がこれまでほとんどなかったという。


らにローカルレベルの観光業者の頭を悩ませる問題はやはり、交通のインフラが劣悪なことである。雨季になるとほとんどの車がスタックしてしまう道路、大雨のたびに流されてしまう橋など多くの問題を抱える。その地域の住民が一時的に道路や橋の修復をするが、そのたびに観光業者は通行料として金銭を要求される始末だ。


んな中、旅行作家兼旅行コンサルタント兼旅行オペレーターであるスティーブン・マゴ氏はマダン観光局の観光計画にコメントする形で次のように述べた。「マダンの5つの旅行業者がそれぞれの得意分野を出し合い、協力して顧客拡大を目指すべきである。」


れを受けてマダンの5つの観光業者の間で話し合いがもたれることとなったのである。参加したのは以下の5団体。

-ガーグ・フィッシングツアーズ
-アクアベンチャーズ
-ラムリバー/マウンテン・エクスペディションズ
-オフ・バタフライ環境保護団体
-ケキ・バードウォッチングロッジ

前からもわかるとおり、海、川、山、昆虫、動物というそれぞれの強みがまったく異なる団体が協力し合うことで顧客の拡大を目指す


の試みはマダン観光局が主体となって実施される。各業者は自らの専門分野をさらに強め新たなサービスの展開を推し進め、自社のHPや冊子、新聞広告などを使い宣伝していく。ただし、その広告費用はその5業者が合同で出すことでコストを抑える。そして、顧客から他の社の専門分野で自社では提供できないようなツアーの要望があったら紹介しあう。


れが実現すれば、顧客からダイビングの後にトレッキングをしたいという要望をもらった時に、ダイブ専門業者からトレッキング専門業者への受け渡しがスムーズとなるというわけである


本のボランティア団体JICAから派遣中の木下氏も、PNGの観光業が思ったより成長していないのは各観光業者が個別に活動をしていて協力し合っていないからだと指摘する。


は現在、各観光業者にHPを作成してもらい内容を日本語に訳すという作業を行っている。日本ではPNGの観光ガイドブックがほとんど見つからない。そのためにもHPを通して日本語でマダンの魅力を伝えることで、顧客拡大を狙う。


ダンのこの5つの観光業者は現在、具体的にどのように協力した活動を行っていくかを検討中である。将来的には市場開発、顧客拡大に関するセミナーを行ったり、合同のカルチャーイベントを行いたいと考えている。

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私もマダンには何度も行きました!マダンの魅力が一杯の旅行記をぜひご覧ください。

1.パプアいいとこどり☆マダン旅行日記

2.透明度世界一!マダンダイビングツアー日記

3.マダンは三度行け!充実のマダン満喫ツアー
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(了)
手違いにより記事写真が用意できませんでした。
近いうちにアップします。


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