PMV改善プログラム 2006年9月8日(金) | |||||
来年行われる選挙後に、PMVサービス改善プログラムが実施される予定です。PMVとは、町を走るバスのこと。電車がないPNGでは国民にとってなくてはならない最大の交通手段です。 「PMVサービスのある主要地域、POM、レイ、マウントハーゲンで現在の交通システムの改善を行う予定だ。」とはウェワク地区の議員キムソン・カレ氏。 「オーナー問題の解決がこのプログラムの一番の目的だ。まずは現在のオーナーシステムを廃止するところからはじめたいと思っている。」 政府は、現在のような個人所有のPMVサービスではなく、専門の会社や団体にPMVサービスの運営、管理を任せる予定とのこと。 ゴロカでもPMVは人々の移動には欠かせないもの。お金を持っている人がバスを購入し、運転手や乗務員を雇います。バスは恐ろしくボロボロで、ドアやフロントガラスは当たり前のように壊れています。スライド式のドアがなんと手前に開いた時にはおったまげました! バスを巡るトラブルはゴロカではあまり聞きませんが、マウントハーゲンではオーナー間のトラブルが多いらしく、部族間闘争に発展することもあるようです。 今回の改善プログラムでオーナー間のトラブルをなくすことが最大の目的のようですが、結果的に効率的な走行、バス自体の質の向上が実現されていくことが考えられます。しかし個人的には、手前に開くスライド式ドアだけは残していってほしい!と思っています。 (了) |
ゴロカ名物。手前に開くスライドドア。 |
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