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がいこつメイクの少年
[ ピジン語 ] / Pidgin-Language
パプアニューギニアの共通語。ピジンイングリッシュとも言います。パプアニューギニアには700から800の部族がいると言われ、それぞれが違う言葉をしゃべります。それを解消するために違う部族間でコミュニケーションができるように使われる言葉です。もともとは東南アジア系の商人達の間で簡単にコミュニケーションができるようにと発展してきた言葉だと言われています。英語を基本としており、複雑な文法や難しい発音がないので、比較的簡単に覚えることができます。
[ PMV ] / ピーエムブイ
パプアニューギニアを走っているバスのこと。Public Motor Vehicleの略です。バスといっても、日本のバスのような大型のものはありません。日本で言うバンのような車が大半です。また、そのほとんどがぼろぼろで、フロントガラスにひびが入っているものが多いです。スライド式のドアのはずが、手前に開くものもあります(どんだけコントやねん)。びっくりします。


このようにドアがつぎはぎされてるのもあります。
[ シンシン ] / SingSing
ピジン語で、歌や踊りそしてお祭りを表す言葉です。各部族にそれぞれ独特なシンシンがあり、ゴクラクチョウの羽を頭に飾ったり、顔をカラフルに塗ったりして踊ります。ゴロカでは年に1度、独立記念日の9月16日にパプアニューギニア全土の部族が一斉に集まって、シンシンを披露しあう「ゴロカショー」というイベントがあり、国内だけでなく、国外からも多くの観光客が訪れます。
[ マッドマン ] / Mudman
東ハイランド州はアサロという村に伝わる、シンシンで登場する泥のお面をかぶった人間です。全身を泥で覆い、顔には泥でつくった異形のお面をかぶります。ゴロカショーで大変人気があります。


マッドマン!
[ シンボルケース ] / Symbol Case
男子の局部につけるケース。通称ペニスケースです。ひょうたんのような植物を乾燥させたものをサイズにあわせてカットします。何もかざりつけをしない簡素なものから、貝をあしらったりカラフルに色づけされたものまでいろんな種類があります。おみやげとして見つけることはできますが、このケースを普段から身につけている現地人はあまりいません。(ウェスタン州のジャングルの奥地には今でもいるという話を聞くことがあります。)子供にシンボルケースのことを質問すると、おおはしゃぎです。今となってはもう昔の伝統のようです。
[ キナ ] / Kina
パプアニューギニアの通貨の単位です。1キナ約37円です(2006年6月現在)。さらにキナの下の単位として、トヤ(toea)があり、100トヤで1キナです。
[ サングマ ] / Sanguma
おばけや亡霊のようなものだと思われます。昼は人の姿、夜になると犬になって、お墓にある死体を食べると言われています(地域や人によって伝わり方が異なります)。正直、詳しくはわかりません。パプアニューギニアの特にハイランド地方では、本気でサングマの存在を信じている人が多く、日記で登場するマワさんも、そのうちの1人でした。
[ ビルム ] / Bilum
糸を編んで作ったパプアニューギニア伝統のカラフルなバッグです。老若男女を問わず、多くの人が使っています。用途はさまざまで、教科書やノートを入れたり、食べ物やコーヒーを運んだり、子供を入れるために用いたりします。


子供のハンモック代わりになります。

[ パチンコ ] / Pachinko
Y字に分かれた木の枝の両端に、強力な太いゴムを通したもの。ゴムの中心に石などをはさみ、思いっきり引っ張ることで、石を勢いよく飛ばすものです。日本のパチンコと同じです(日本ではゴム管とも言います)。村に住む若者がもっていることが多く、木の枝に鳥などの動物を見つけると、すかさず打ち落とそうとします。
[ マーケット ] / Market
野菜や果物などが売られている市場です。場所によって物の種類はばらばらです。例えば、海が近い町にあるマーケットでは魚はたくさんあって安くても、野菜や果物は少なくて高い といったぐあいです。大きなマーケットには人は連日のようにごった返し、とてもにぎやかです。


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