6つ足ネズミ    2006年8月28日(月)     記事一覧へ    前の記事へ    次の記事へ
回の記事に引き続き、またまた驚きの動植物の発見です。なんと、6つ足のネズミが見つかりました!


ンガ州出身のルス・ジョエルさん。54歳。ポートモレスビーの自宅で6つ足のネズミを発見!これは誰かに話すだけじゃ到底信じてもらえないだろうと、捕獲を試みて成功♪写真は満足げなジョエルおばさんです。


っしゃるとおり、よく見ると足が6つあります。確かに珍しい。でもそこまでパプアらしくもない記事でした。


いうわけで、話は変わりジョエルおばさん出身のエンガ州についての情報を少々。ハイランド地方の最奥地、ハイランドハイウェイの終点、パプアの果て、それがエンガ州です。


番遅く文明が伝えられたハイランド地方の中でも最も奥地ということで、今でも部族間闘争が絶えない危険な地域です。標高はPNG全土で一番高く年中涼しいですが、そこの住民は血気盛んで年中熱いです。女性も闘争的な人が多いらしく、他の州の多くの男性は怖がります。


魔術も盛んで、人の土地を勝手に使ったり断りなく進入したりして、口論などから土地所有者の逆鱗に触れると呪い殺されます。呪いのひとつを紹介しましょう。特別な植物の葉っぱに呪い殺したい人の名前を書いて、その葉っぱをちぎる。すると死ぬそうです。


魔術など魔術的なものを使える人のことをピジン語で"プリプリマン"と言います。聞いた時大笑いしたら「あんまり口にするな!呪い殺されるぞ。」と釘を刺されました。あまりに面白いので当初このHPのタイトルを"プリプリマン"にしようかと思っていましたが、しなくて良かったと思っています。

(了)
StreetBeat
6つ足ネズミを見せるジョエルさん。


「パプアンタイパン 〜パプアニューギニア奮闘記〜」 ホームへ


 
 
投稿すると
現金GET♪
新感覚☆投稿型☆
NEWSサイト