ココダチャレンジ!    2006年8月28日(月)     記事一覧へ    前の記事へ    次の記事へ
コダチャレンジが開催されました。ココダチャレンジとはココダトレイルを走破しタイムを競い合う大会。毎年行われるこの大会、今年は過去の記録を4時間も上回る新記録が飛び出しました!


レンダン・ブカさん、22歳。普段ココダトレイルのガイドを務めている彼は17時間49分17秒という驚異的な記録をたたきだしました。このココダトレイル、通常は7日から8日かけて歩く道のりです。


コダトレイルは全長96km。しかしただの96kmではありません。いくつもの険しい山を越えなければなりません。恐ろしく急な坂も各所に点在し、歩くものの戦意を喪失させます。川や沢も通過しなければならず、雨の後は胸までつかってしまう場所もあります。


カさんはあまりのつらさに何度か棄権を考えました。しかし途中の川で体を洗い、勇気を奮い立たせ、続けることを決めたといいます。彼は優勝と引き換えに足を痛めてしまいましたが、優勝賞金の10,000kinaがその痛みを和らげてくれるでしょう。


ーストラリアからの参加者も多かったこの大会。オーストラリア人ではじめて20時間を切り(19時間28分48秒)、最高順位だったゴエルケさんはシドニーの山でトレーニングに励んだものの、実際のコースは"無茶苦茶"だったと振り返ります。
「こんな道のりは今まで体験した中で"最恐"だったと思う。ココダトレイルは尋常ではない。はじめの半分で体力を使い果たして、もう残りの半分は何もできなかった。」


ライアン&シーンのオハラ兄弟もオーストラリアからの参加。兄のブライアンさん(32歳)は、もうまともに動けなくなっていた弟のシーンさん(29歳)をジャングルでむしりとった蔦で引っ張ってのゴール!タイムは27時間30分でした。


ーンさんは「20時間ずっと体中が痛くて大変だったよ。でもブライアンがずっとそばにいてくれたんだ。彼がいなかったら僕はゴールできなかっただろうね。ブライアンはサハラや中国のマラソン大会に絶えず参加している根っからのマラソンマンさ。僕がいなかったらきっと20時間は切ってたよ。」


ての参加者が口を揃えて語るココダトレイルの過酷性。ココダチャレンジはある意味、自然へのチャレンジです。

(了)
StreetBeat


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