ココナッツパワー    2006年8月14日(月)     記事一覧へ    前の記事へ    次の記事へ
コナッツがパプアの経済を救うかもしれない。PNGでは車やトラック、発電機に使われている燃料はほとんど輸入。ココナッツオイルを燃料として利用すれば国の燃料費が削減できるというものです。


イツ生まれのマティアス・ホーンさん。かつてはPNGで金属加工や溶接の技術を教えていたボランティアだった彼は、ブーゲンビル出身の妻キャロルさんと共に、ディーゼルエンジンに利用できるココナッツオイルの燃料を開発、提供する会社を経営しています。


2、3年前から彼は身をもって自らが運転するディーゼル車にココナッツ燃料のみを使い、その安全性と経済性を証明してきました。そして現在ラバウルを拠点とする船舶会社2社が、ココナッツ燃料を船の燃料として使っています。


府の統計局によると、昨年は152百万リットルのディーゼル燃料を外国から輸入し191百万kinaものコストがかかっていたとのこと。


べての燃料がココナッツによりまかなわれれば、人も車も全てがココナッツによって動くことになるPNG。なんと偉大であることよ、ココナッツ!ココナッツ大国としてその名を世界に轟かせる日はやってくるか。

(了)
StreetBeat

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ココナッツ燃料を車に補給するスタッフ。


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