ドイツ人 自転車で山に挑む 2006年7月25日(火) | |||||||||
カルロス・ポペルカさん。先週PNGにやって来たドイツ人のバックパッカーだ。彼はまずココダ・トレイルをオロ湾まで歩き、その後船でレイまでやってきた。 そして今、レイから伸びるハイランドハイウェイを自転車で走行中だ。彼は以前からパプアニューギニアを訪問したいと思っており、その時は必ず徒歩か自転車で回りたいと決めていたそうだ。 レイから出発した彼はいきなり大きな壁にぶち当たった。カッサム峠。その峠までの勾配は恐ろしく急で、スーパーマンにでもならない限り自転車をこいで登ることは難しい。 しかし、そこは不屈の闘志、ゲルマンの誇りを見せてくれた。なんと、その峠を自転車で登り始めたのである。 「その時、横をトラックが通り過ぎたんだ。そこで気づいたのさ。この峠は車でも登るのが難しいんだってね。ハッハッハ。」 坂の勾配にも気づかなかったのか。恐るべしゲルマン魂。 トラックにつかまり峠の頂上まで引っ張ってもらったカルロスさん。次はカイナンツゥ、ゴロカ、マウントハーゲンと回り、そこで折り返しマダンまで降り、船でバニモへ。バニモからインドネシアに入るとのこと。 夜をある村で過ごしたときのこと。ドイツ人のサイクリストなどほとんどの村人は見たことがないため、彼はすぐに取り囲まれてしまった。食事をする暇もないほどだったという。「彼らは憎いほどフレンドリーだったさ。おれを独りにはさせてくれなかったからね。ハッハッハ。」 ドイツ人の挑戦はまだまだ続く。 (了) |
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