トゥンブナの槍。
2006年11月26日(日) その壱 |
贈呈セレモニーの日を迎えました。セレモニーの途中、パイガタサエレメンタリースクールの先生による劇が披露されました。
まずボロボロの服を着た2人の男が登場します。彼らは目隠しをしていて、地べたに座ったままお互いにイモを食べさせようとしますが、目が見えないためうまく渡すことができません。何をやってもうまく行かず困っていると、きれいな服を着た女が登場します。彼女は目隠しをとり、ボロボロの服を脱がせ、男達をきれいな恰好にさせます。木の椅子に座らせ、お皿に入ったヌードルをフォークで食べさせます。
2人の男は文明を知らない原始的な生活をする人を、女は文明をもたらした人を表現しています。 |
学校の先生による劇。 |
セレモニーも終わりに差し掛かった頃、トゥンブナがやってきました。手には3本の槍をもっていました。
「ブーブーよ。この3本の槍を受け取ってくれ。お前に子供が生まれたらこの槍をその子にあげるんだ。そしたらお前の子供はわしらの仲間だ。いつでも守ってやれる。」
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トゥンブナの槍。 |