Waisaからの客人。
2006年11月25日(土) その参 |
明日のセレモニーのため、多くのゲストがこのパイガタサ村へやってくるそうです。今日の16:00ごろ到着したその人の名はAnderson
Puwaさん。IMRのクーループロジェクトで現在活動中のWaisaの人でした。 |
WaisaからやってきたAnderson Puwaさん。 |
なんとタイミングのいいことか!彼にならクールーについての詳しいことをもっと聞けるはず、と早速お話を聞かせてもらいました。
> 今日はどこから来られたのですか?
「Waisaからだ。」
> Waisaからここまでどれくらい時間がかかりましたか?
「8時間かかった。」
> 失礼ですがお歳はいくつですか?
「54歳だ。」
> すごいですね!そのお歳で8時間も山道を歩くとは。日本人じゃ到底真似できません。
「私たちは子供の頃から歩きなれているから、長時間歩くことは苦じゃないんだ。」
> 今回はなぜパイガタサに来られたのですか?
「日本からの寄付贈呈セレモニーがあるということでゲストとして招かれた。私たちIMRからもパイガタサの学校への寄付を考えており、そのことについてスピーチする良い機会だと思ったからだ。」
> なぜIMRがパイガタサへの寄付を考えているのですか?
「1962年から75年の間に実施されたクーループロジェクトで、この村には調査のためにとても多くの協力をしてもらった。学校は村が独自で運営しており、政府から認可がおりていないという話も聞き、クーループロジェクトへの協力の感謝として寄付を考えている。」
> 現在のクーループロジェクトではどのようなことを行っているのですか?
「現在、オカパ地区にクールー病患者はいない。クールー病が発症する可能性のある人がいるだけだ。彼らを定期的に確認しデータを集めている。」
> この村の近くにクールー病患者がいると聞きましが?
「クールー病患者はいない。その彼女もあくまで"クールー病が発症する可能性のある人"にすぎない。」
> "クールー病が発症する可能性のある人"はオカパ地区に何名いるのですか?
「約20名だ。」
> Waisaに事務所があるのですか?
「そうだ。君もいつか来ると良い。必要ならここに連絡をくれ。・・・そうかもう日本に帰るのか。とにかく、今回の日本からの寄付には大変感謝している。私たちもパイガタサのためにできるだけの協力はしていきたいと考えている。」
|
Andersonさんに話を聞きました。 |