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学校事情をもう少し。 2006年8月15日(火) その五

 ここいらで小休憩。
 ミウラさんより聞いたパイガタサのコミュニティースクール事情をもう少し詳しく説明します。
 

名称: Paigatasa Community School 地区のコミュニティーのメンバーが中心となり、村人達の持ち寄りやボランティアで運営する手づくり、手探りの学校。もちろん、政府の手は届いていない。
開校日: 約3年前  
学年: Prep、Grade1、2、3、4の5学年 それぞれが別々の教室(小屋)で授業を受けている。
科目: 英語、数学、ピジン語、社会、理科 当日行われていたのは英語と数学。
生徒数: 当日出席していたのは55人程度 現在は、泊りがけで出席する生徒もいるとのこと。かつては200人ほど在籍したが、家の事情で通えなくなってしまった。
教材: 教科書は先生の分だけのものが多い様子  
文具類: 鉛筆、ノート等は慢性的に不足している様子 板書中心の授業のため、チョークももっと必要なはず。

 ※以下写真はすべてミウラさん提供

授業は板書中心だ。


ものは少ないが笑顔が多いのにほっとする。

  教科書は先生の分だけしかないようだった、とのことですがNew Tribes Mission発行の『Pora Kamanape Pisini Kamanape Inkarisi KmanaWinti' Bukuye』という比較対訳形式の語学小冊子はミウラさんももらえたようですので、これは皆に配られているのかもしれません。
 以下、『 Paigatasa Community School』で働く先生たちを紹介します。

比較対訳形式の語学小冊子『Pora Kamanape Pisini Kamanape Inkarisi KmanaWinti' Bukuye』


目次 。


右端は英語、左から2番目はピジン語だが、それ以外は村の言葉か。


Prep担任 「Nelson O'o」先生


1年生担任 「Billy Igana」先生


2年生担任 「Fiona Donald」先生


3年生担任 「Philip Wako」先生


4年生担任 「Donald M Awaparu」先生 (校長)
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