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がいこつメイクの少年
[ 部族間闘争 ] / Tribal Fight
部族間で行われる争いのこと。パプアニューギニアには700もの部族がいると言われています。現在も、70年前まで文明が入ってこなかったハイランド地方では特に、頻繁に部族間闘争が勃発します。理由はさまざまで、土地問題や、違う部族の誰かが靴を盗んだから、とか、大事に飼っている豚を車で轢き殺してしまったから、とか。最近の闘争が深刻なのは、昔より高性能の武器、具体的に言えば拳銃ですが、それが頻繁に使われること。特にハイランド地方ではマリファナが育ちやすい気候のため、それが拳銃の取引に使われることが多いと言われています。
[ コミュニティースクール ] / Community School
村などで村自らが開いている学校のこと。パプアニューギニアには公立、私立のプライマリースクール(日本で言うところの小学校と中学をあわせた感じの学校)とセカンダリースクール(日本で言うところの高校)、そして大学があります。コミュニティースクールでは現金収入の少ない村人も通えるように、授業料は安く(無料のところもある)、ピジン語やその他簡単な読み書きなどを教えているようです(ピジン語を習う前は、子供達は村の言葉しか話せません)。


コミュニティースクール授業風景
[ ブライドプライス ] / Bride Price
パプアニューギニアでは結婚の際、新郎から新婦の家族へお金や品をあげます。これをブライドプライスと言います。お金以外では様々な動物が渡されます。特に多いのがブタ。数十頭ものブタをあげることもあります。ブライドプライスの値段は、新婦の家族が決めるそうですが、新郎側がお金持ちだと、多くのブライドプライスが支払われます。このブライドプライスの習慣、内陸高地の州で特に強く残っています。
[ セトルメント ] / Settlement
山奥の村から栄えた町にあがって来た人たちが、勝手に家を建てできあがった集落です。違法居住者たちの集まりとなっている地域です。特にPOMでは地方からお金を持たずにやってきた人々が職にありつけず、住むところも見つけられないため、このようなセトルメントに住むことが多く、ラスカルなどの犯罪者の棲家となります。そのためもちろんセトルメントの多くは危険地帯です。お金がないため子供達は学校にも行けず、結果そこからラスカルが多く出てきてしまうため、社会問題となっています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


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