やはり起こってしまった。以前にも紹介したトゥブアン問題。約束のお金が支払われず、トゥブアンの村の若者達が大規模な抗議活動をするまでに発展。なんと約200名ものトゥブアンの村人が東ニューブリテン州の州役所に集まりました。


抗議では、まずトゥブアン側の代表が地面にヤリを突き刺しました。これはルールを破ったもの（今回の場合は政府側）がトゥブアンの村の者達を納得させるまでは引き抜いてはならない、というもの。


この非常事態を重く見た政府は約束のお金の一部を代表にわたし、"一時的"な解決としました。地面に突き刺さったヤリは何とか抜かれたものの、根本的な問題は解決していないため、翌日また会議が行われることとなった模様です。


部族のかっこう（写真参照）をした200名もの村人が大挙して押し寄せて、ヤリを地面に突き刺して話し合いをはじめるなんて！想像すると少し面白い♪ですが、これはれっきとした真剣勝負です！

（了）