パーム油栽培、加速    2005年10月13日(木)     記事一覧へ    前の記事へ    次の記事へ
リンベイ州のシアシアダ村。なにやら奇妙な物体を手にしているのは、農業大臣マシュー・シウネ氏(中央)と、国土大臣プカ・テム氏(右)。彼らが手にしているのは、パーム油の原料となるアブラヤシの果肉です。


のたび、PNG政府は緑の改革プロジェクトの一環として、パーム油の栽培を促進する公共事業を始動。ミリンベイ州に240万kinaを投資することを承認しました。それを祝うセレモニーが行われたのでした。セレモニーでは若者たちのシンシンが披露されました(写真右下)。


ブラヤシはPNG全土で幅広く栽培されており、ミリンベイ州を中心に海に近い村々では多くのパーム油農家がいます。アブラヤシを原料とするパーム油からは、マーガリン、石鹸、食用油などがつくられるためPNGにとってはとても重要な農作物となっています。


回のこの事業で、政府はより多くの農家がパーム油栽培に従事し、より多くの土地がパーム油栽培用に開拓されるよう期待しています。まずはこのミリンベイ州を皮切りに、その他の州でもパーム油栽培促進の公共事業を展開していく予定で、将来的にはPNGを代表する主要輸出作物として育てたいとのこと。この公共事業、はたしてPNG経済の円滑油となるか?

(了)


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