コーヒー農家への助け舟    2005年9月28日(水)     記事一覧へ    前の記事へ    次の記事へ
界のコーヒー市場へPNGのコーヒー農家が直接コーヒーを売ることができるようになるかもしれません。先日ゴロカで行われたコーヒーカッピング大会で、PNG農業畜産省の大臣がコーヒー農家のコーヒー生産者連盟(PNGCGF)への参加を促しました。


在、ハイランド地方を中心に多く存在するコーヒー農家。しかし彼らは、毎年大量に生産される良質なコーヒーを売りさばく術を知りません。そのため、オーストラリアやヨーロッパのコーヒー輸出会社に販売をおねがいするのですが、ほとんどの利益が入ってこないと言われています。


PNGCGFはアメリカ資本の輸入会社コーヒーパシフィカの関連団体。この連盟への参加により、コーヒー農家はコーヒーパシフィカと政府のバックアップのもと、直接世界の市場へコーヒーを販売することが可能となり、最大限の利益を確保することができるというのです。


間110万袋(1袋100kg以上)ものコーヒーを輸出しているPNG。PNGCGFの代表はこう述べました。「コーヒー農家のみなさん、あなたたちは今やコーヒーを直接輸出することができるようになるのです。あなたたちはあまりにも長い間、自分の土地の労働者でありすぎた。あなたたちには自らのコーヒ会社をもってもらいたいんだ。」

(了)
StreetBeat


「パプアンタイパン 〜パプアニューギニア奮闘記〜」 ホームへ