サンキューゲイツ
読者の声より 2005年9月28日(水) ![]() ![]() ![]() |
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The
Nationalの「Letters」のページより。ここにはPNG国民の生の声が掲載されています。内容は人それぞれですが、PNGが今抱えている問題や、いつも接しているパプアの人がどんなことを考えているのかがわかってとても興味深いものばかりです。 ひとつめは、、「学校閉鎖」のお話。東セピック州のクバリアという地域のクバリア高校がまもなく閉鎖。2004年にマイケル・ソマレ首相が45,000kinaものお金をその学校へ寄付しました。しかし、いまだそのお金を受け取っていないというのです。なんとそこの知事がその寄付金を着服したという疑いがもたれているのです。投稿者は子供達の将来が心配だと言います。 ふたつめは、、「サンキューゲイツ」。ゲイツとはそうあのビル・ゲイツ。ビルゲイツ財団がPNGに対してマラリアの研究費として250万USドルを寄付したのです。投稿者は感謝の辞を延べ最後にこう残しました。「マイクロソフトとその飽くなき挑戦に神のご加護があらんことを。」 この寄付金はどの機関に渡されどのように使用されるのか。またどこかで政治家が着服してしまわないか。寄付金が効果的にマラリアの研究につかわれることを願ってやみません。 (了) |
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