コーヒー輸送は軍におまかせ    2005年6月9日(木)     記事一覧へ    前の記事へ    次の記事へ
イランド地方ではコーヒーがたくさん採れるものの輸送が困難。そこでPNG防衛軍が助け舟ならぬ助け飛行機を出しました。軍の飛行機によるコーヒー輸送を買って出たのです。イスラエルの飛行機技師が到着し、修理も完了し、PNG人パイロットは現在トレーニング中。今月末の最初のフライトに向けて準備はほぼ完了しました。


る地域では年間40トンものコーヒーが採れるというハイランド地方。しかし、輸送手段が少ない、またはあっても近くの都市にしかいけないため、売り切れない。飛行機の輸送が実現すれば国内のどこにでも簡単にコーヒーを提供することが可能となります。コーヒー農家はこの話に大喜びだとか。


の輸送計画は、政府の緑の改革プロジェクトの一環として行われました。緑の改革プロジェクトとは、コーヒーなどの農業作物の生産量アップを目的として進められているプロジェクトです。現在コーヒー以外の作物にも4つの計画が進行しているといいます。


PNGには歴史に「飢え」という言葉がありません。土壌も良く気候も良いから作物がよく育ちます。特にイモバナナなんかは何もしないで勝手に育ちます。緑の改革プロジェクトで農業大国を目指そうー。

(了)


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