セトルメント。
2005年10月17日(月) |
商業の先生Mr.シバエに誘われて彼の家に行きました。彼は近くのセトルメントに住んでいました。
セトルメントとは、まわりのあらゆる村から仕事を探しにゴロカへ出てきた人たちが、結局仕事を得ることができず、もちろん住むところもないので、勝手に家をたててできたコミュニティー。お金がなく貧しい人たちが住むところです。多くのラスカルがこのようなセトルメントから出てきていることも事実です。
ゴロカには3つのセトルメントがあり、今回行くところは「バナナブロック」という地域でした。 |
「 バナナブロック」入り口
入り口で 赤ちゃんを見ました |
いつの間にかくだり道になりどんどん下っていくと、景色が一変しました。文明を感じさせるものはボロボロに朽ち果てた車ぐらい。平らな場所はどこにもなく、バナナの木に囲まれた茶色の道がうねうねとずっと続いています。道の脇には、ピーナッツを売るおばちゃんや、ギャンブルのカードゲームをやるおじさん、そしてダーツをやる若者。そのほとんどはブアイで口を真っ赤に染めています。空気が全然ちがいました。
上を見ると、何かが走っている。何かと思ってよく見ると、車でした。ゴロカを通るハイランドハイウェイなのでした。ハイウェイの両脇は深い谷になっていて、このバナナブロックはその谷にあるのでした。谷底からそのハイウェイを見上げ何かを思いました。「まるで、東名のようだ」 |
もう乗れません
カードゲームにいそしむ人たち
まわりにはバナナの木
ブアイを売るお店
子供は元気にとびまわる |