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超人アヴァボ。 2006年8月14日(月) その五

 道もぬかるみ体力や精神も疲労する中、ミウラさん一行はただひたすらにパイガタサ村を目指します。

8月14日(月) 〜続き〜 

2つ目の峠付近(以下写真参照)。こんな所まで来てしまったのか。
見渡す限り山だけ。ビスマルク山脈の中にいるのか。

標高は2000と言ったり3000と言ったりまちまちだ。
距離や高度についてノーデータだったが現地人が同行ということと、徒歩3時間と聞かされていたので高を括っていた。

テク達も予定とのギャップからか笑顔が消え始める。ソニアは何を言っても「息ができない」とまともに応答できない。日も暮れ始める。「これはまずいかもな・・。」

「パイガタサ村〜幻の昆虫を求めて〜」
- ミウラ夫妻

 ※以下写真はすべてミウラさん提供

「こんな所まで来てしまったのか。。」


人工物は何もない。

   
8月14日(月) 〜続き〜 

ついに夜間トレッキングに突入。
懐中電灯3本、ヘッドランプ1つをリュックから出す。

暫くして、ソニアが「死んじゃう、死んじゃう・・」とへたり込む。心臓を押さえている。
だがここで止まっている訳にいかない。テクが背負って進む。
昼間背負われるのを固辞していたソニアだが、もう観念した。
一行のペースは上がる。

岩場に来るとアヴァボが交替しなんと肩車して登っていく。アヴァヴォは30kgリュックを長く背負ってきたというのに何というパワー!
「パイガタサ村〜幻の昆虫を求めて〜」
- ミウラ夫妻

 シャイでとても静かだったアヴァボが、遂にそのベールを脱いだ!
 人の力を遥かに凌駕したアヴァボのその超人的パワー。
 超人アヴァボここにあらわる。

ソニアさんを担ぐアヴァボの超人的パワー。


我が家で打ち合わせした時のアヴァボ(一番右)。とても静かな青年だったが・・・。


無敵のアヴァボ・マル(Avavo Maru)。
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