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パイガタサ村。 2006年8月14日(月) その参

 ミウラさんの旅。目的地はオカパ地区のパイガタサ村。現地人ですら「えっ?!あんなところいくの?!」と敬遠するほどの秘境中の秘境。過去にアメリカ人のユニセフ職員2名が調査に来たきり、外国人の来訪はありません。ミウラ夫妻は観光客として日本人として、特に奥様のソニアさんは女性として初めてのパイガタサ村への外国人のお客様です。

 旅の日程をおさらいしましょう。

 8月14日(月) - ゴロカ空港よりトラックにてオカパバス停まで向かう(所要時間2時間)
  - オカパバス亭より徒歩でパイガタサ村まで向かう(所要時間3時間)
  - パイガタサ村到着予定 16:00
   
 8月15日(火) - パイガタサ村で昆虫散策、村人との交流
   
 8月16日(水) - パイガタサ村で昆虫散策、村人との交流
   
 8月17日(木) - パイガタサ村を早朝出発、徒歩でオカパバス停まで向かう(所要時間3時間)
  - オカパバス停よりトラックにてゴロカの町へ向かう(所要時間2時間)
  - ゴロカ到着予定 11:00

  バス停へはなんと時間通りに到着。
 そして遂に、ミウラ夫妻を含め10名がパイガタサ村へ続く過酷な道のりへ足を踏み入れました。

8月14日(月) 〜続き〜 

先ず沢まで下り(帰りはこの坂を登るのか・・)、キャノピー(つり橋)を渡 り、一つ目の峠を目指して登っていく。

彼らの歩みは我々に合わせてか速くはないが休まず行こうとする。
ソニアは手を引かれるまま限界まで歩いてしまうので、一旦座り込むと休憩が長くなる。
私が時々立ち止まることにする。
「パイガタサ村〜幻の昆虫を求めて〜」
- ミウラ夫妻

 ※以下写真はすべてミウラさん提供

パイガタサ村までの長く過酷な道のりが始まる。


つり橋を渡る。


1つ目の峠で。


山しか見えない。見事な眺め。


「ソニアもう息絶え絶え、手を引かれないと歩けない。」(ミウラさん)

 予想以上の過酷な道のりにソニアさんが動けなくなってしまった!
 かたやぴんぴんの現地人ガイドたち!
 徒歩3時間はやはり彼らの感覚なのではなかろうか。普通の人ならどれくらいかかるのか。
 6時間、7時間、いや8時間?・・・・・・。
 
8月14日(月) 〜続き〜 

足元がとにかく滑る。これが一番厄介。トレッキングシューズは役に立た ない。人が通る道にしては、集落のある近辺以外は歩行者に無配慮な 状態。キナバルやアポの山道より歩きにくい。

行政が及んでいないとのこと。岩と濡れた赤土の坂では何度も滑り転ぶ。
難所ほど撮影したいが手が塞がり撮る余裕は無い(時間的にも)。

ソニアはこの日のため登山メーカー製のトレッキングシューズを買い、数週間トレーニングもしてきたが、「まったく予想と違った。自分のせいで遅れるのは悲しい。でも難しい。」
ソニアのシューズは両足ともソールが剥がれてしまった!
靴紐で縛り付けてまた歩く。
「パイガタサ村〜幻の昆虫を求めて〜」
- ミウラ夫妻

ソニアさんは手を引かれてなんとか歩く。


中腹にぽつんとある民家。


薪を運ぶ若者達。


民家を通り過ぎる。
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