まだ旅は終わらない。
2006年8月17日(木) その壱 |
8月17日(木)
17日朝。外に出ると、ここも素晴らしい眺めだ。
どんな山奥でも家の周りにはきれいな花々やコウチク等を植えている。
イモを頂いて6時過ぎ出発。時間とともに高地の日光が照りつけ始める。
途中ガイドの何人かは我々を先に行かせ川でワスワス(体を洗う)。
しかしすぐに追いついてくる。いったいどんなスピードで登ってくるのか。
2人の子供が焼畑の手入れをしている。皆幼少から家の手伝いをする。そして14歳になるとガーデンを付与され自分の食べる分は自分で作らねばならなくなる。それが高地での掟。
「パイガタサ村〜幻の昆虫を求めて〜」
- ミウラ夫妻 |
|
※以下写真はすべてミウラさん提供 |
夜が明けた。朝の光が差し込んでくる。
すがすがしい朝だ。
村の朝。
朝食の準備だろうか。
朝食の後、出発
14歳から自分の畑を守らなければならない。それが高地の掟。 |
8月17日(木) 〜続き〜
10時前、ついに停留所まで帰って来た。
ソニアもこの2日間は手を引かれながらも自分の足で歩ききった。ここからは車だ。
だが、あの運ちゃんは来ない。
9時半には待っているはずだが10時半を回っても来ない。
午後にはゴロカで田中さんと会う約束になっている。
別のトラックに乗る。(なんだ結構バス便があるのか)
悪路を唸りを上げてトラックは進む。
突然、異音とともに車がストップ。故障だ!
動いては止まり、なかなか直らない。
ついにプロペラシャフトを外してしまったが、大丈夫なのか?
案の定、乗客皆で車を押す という日本ではまず有り得ない珍事態に。
さらに、「重いから峠まで徒歩で登ってくれ」だと!
ソニアがっくり。ベンジャミンは気の毒がってサトウキビをくれたり傘をさしてくれたり。
そんな我々を、あの運ちゃんのトラックが追い抜いて行く。
一体何時に着くのか・・。
「パイガタサ村〜幻の昆虫を求めて〜」
- ミウラ夫妻 |
|
|

遂にバス停に到着!!

ここまでガイドしてくれた村の精鋭たちをアップで紹介しよう。(右端から)
(中央)ここはベンジャミンとテクが編制された部隊。
(左端)ここにはあの超人アヴァヴォが控えていた。
ソニアさんもほっとひと安心。
悪路を進む。
故障だ!
この坂を登るのか。
ソニアさん、しょんぼりこ。 |