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そして別れ。 2006年8月16日(水) その四

   
8月16日(水) 〜続き〜 

ついにここを発つ時が来た。
ここまでして頂いたにもかかわらず、村も igabi 家も 謝礼など一切いらないよ と言う。友人として認めてくれたことに感銘を受ける。心からの謝辞を伝えて村を出る。

帰りのガイドは13人のはずだが70人もの人(子供約50人)がゾロゾロと一緒に歩き始めた。来る時と違い遠慮の無くなった子供達に激しく纏わりつかれながらのアップダウン。

こちらは息が切れるが子供らはイモを齧りながら裸足で風のように走り、遥か先の木の上に登って手招きしたりする。 結局1つ峠を越えた所まで送ってくれ、見えなくなるまで「ヤバイよ〜!ヤバイよ〜!」と連呼し手を振ってくれた。

「パイガタサ村〜幻の昆虫を求めて〜」
- ミウラ夫妻

 ※以下写真はすべてミウラさん提供

子供たちはどこまでもついてくる。


身動きがとれないほどに。

 
8月16日(水) 〜続き〜 

2日に分けたためと一度通ったルートであるため行きよりは楽に感じる。が、やはり
険しいことには変わり無く 雨も降り、来た道が無くなっていたりもする。

ベンジャミンは ソニアが気に入ったpit pitを持ってきていて配ってくれる。
夕方、オカパのバス停の峠1つ手前の家に泊めてもらえることに。
途中の集落で買った鶏3羽とパイガタサから持ってきた野菜で夕食を作る。

竹蒸し、鍋蒸し、そしてローストチキン。
ローストチキンはソニアが味付けと油の使い方を提案。
「俺達、蒸す・焼く・煮るの調理法はあるが、料理というものは無いからなぁ」という言葉が印象的だった。
「パイガタサ村〜幻の昆虫を求めて〜」
- ミウラ夫妻

来た時あったはずの道がなくなっている。


食事の時間だ。まずは鶏を解体。


そして焼く 。


焼けた。


「俺達、蒸す・焼く・煮るの調理法はあるが、料理というものは無いからなぁ」
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