風土を食う。
2006年8月16日(水) その参 |
8月16日(水) 〜続き〜
mu mu が蒸しあがる。
バナナの葉の上に並べていく。
広げてみると凄い量だ。タロなどは1つで満腹になるのに。
味付けは一切無い山岳民風。
動物性のものは無い。
豚は財産として扱われているはずだが、ここまで来ると豚自体いない。
実際、村で豚を見たのは1頭。(これはフェラーリなのだろう)
「パイガタサ村〜幻の昆虫を求めて〜」
- ミウラ夫妻 |
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※以下写真はすべてミウラさん提供 |
蒸しあがった。
うまそうだ。
みんなの前に並べられた。 |
8月16日(水) 〜続き〜
この mu mu、火の通りが絶妙で食感が良く素材の味が際立つ。
村人達の満足気な表情を見ても、上出来であることが伺える。
ソニアは細いタケノコ似の pit pit が気に入り集中的に攻めている。
私は全ての品目を制覇すべく物色する。
ここに来られて、この景色の中で、皆と一緒に『風土』を食う・・最高。
そう言えば、赤ん坊のうちから弓を持たされている。
ニューギニア高地人は蛋白質不足に適応し体内で尿素をアミノ酸に再生できるよう進化したという資料も。
「パイガタサ村〜幻の昆虫を求めて〜」
- ミウラ夫妻 |
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ムームーを食べるミウラ夫妻。右脇にはさりげなく超人アヴァヴォ。
子供の頃から弓矢を持っている。
この子も弓矢を持っている。 |