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年明けて学生達は。 2005年1月10日(火)

 いつもと変わらない日が過ぎていつの間にか2006年になってしまった。先月から2ヶ月間のクリスマス休暇に入っている学校はいつにも増して静かで、落ち着いています。グラウンドの方へ行ってみると、よく見る学生達の姿が。何をやっているかと思えば、セメントをぐりぐりかき回して、地面をぺたぺた埋めているではないか。

みんな寄ってきた。


セメント作成中。

 この長い2ヶ月のクリスマス休暇には、ほとんどの生徒は村に帰ってゆっくりします。今いる彼らは帰るより学校にいた方が楽しいとか、そもそも実家がすぐ近くで学校に歩いてこれような生徒で、休暇中に学校の手伝いをやりたい、と申し出た生徒達です。彼らはケアーテイカー(Care Taker)と呼ばれます。
 ここ何日かは、今まで砂利だった集会場をセメントで埋める作業を手伝っているのでした。学校専属の大工サイモンなどと一緒に、埋める箇所の枠作りやセメント作りを手伝います。仲間達と一緒で、また作業の内容が初めてのもので興味津々だからか、にやにやして作業をしています。
 ---後日、集会場に行くとしっかりとセメントが埋められていました。しかし隅っこに気になるものが。
「Care Taker 2006. William Apa ・・・」固まる前に指で名前を刻んだ跡だ。

セメント。


「Care Taker 2006 〜選ばれし精鋭たち〜」
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