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夜のシンシン。 2005年9月17日(土) その弐

 この週末、町はやっぱりにぎやかで、何がにぎやかって特にお土産屋さんです。観光客で一杯になるこの時期は村人達にとってさしづめゴールデンウィークエンドです。
 ビルムの数も、民芸品の数もいつもの倍。別に必要なモノはないのですが、なんだかうきうきします。もともとは何でもないモノを少し加工してこれは盾、槍、人形と、勝手に呼んでいるだけ。そこに、なんとも言えないかわいさを感じます。お店の主人との問答も、本人がつくっているだけに、モノとその人を比較できておもしろい。ここでの買い物はぜいたくなやりとりです。

いつもより多めにだしております。


ビルム交渉。


いい感じのビルムゲット。


おじいちゃん作成のおみやげ。 何かはわからない。

 夜は彼女らの宿泊しているホテルのレストランで食事しました。食事中、なんとマッドマンがやってきました!とっても静か。ボクら以外、気づいてないくらい。そして5分もすると去っていきました。とても静かに。パラオ衆も少し拍子抜けの感あり。しかし、静かでなかったらマッドマンにあらず。おもしろくない?おもしろくない、それこそマッドマンである所以なり。
 その後、外から軽快なドラムの音が。激しい踊りがはじまりました!ガハハ!かなりおもしろいっ!股間にぶらさげた長い棒をぶんぶん振り回す。何度も何度も、目の前で。腰を縦に横にカックンカックン!一番手前のお兄さんは恥ずかしそうなんだよなぁ。親しみを覚えました。

気づいておくれ。


ねぇ、気づいておくれよ。


デンデケデン、デンデケデン、、


ほぅっ!


ホゥッ!


はぁっ!


夜のマッドマン。
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