ココダトレイルを守れ    2006年8月3日(木)     記事一覧へ    前の記事へ    次の記事へ
"ココダトレイルが危機にさらされてしまう"
鉱山会社フロンティア・リソース社(以下フ社)はセントラル州ビニ山での銅鉱の採掘権を獲得しました。ビニ山を含む地域での採掘はココダトレイルの自然環境に大きな影響を与える可能性が強いため大きな問題となっています。



コダトレイルの管理、観光客へのココダトレイルトレッキングツアー紹介などを行うココダトレック管理局は「その話が進んでいることは知らなかった。この地域での採掘はココダの自然環境に必ず大きな影響を及ぼします。鉱山会社の活動には断固反対する。」と述べています。また、オーストラリアのビクトリア州知事 スティーブ・ブラックス氏はオーストラリア政府に早急にココダトレイル保護のための行動をおこすよう要求しました。


方、フ社の経営ディレクター、ピーター・マックニール氏は"採掘ではなく探査だと"し、自然環境には影響はないと答えています。


コダトレイルは日本軍の激戦地としても有名ですが、オーストラリアにとっては日本とは比べ物にならないぐらい有名な場所です。大洋州だけでなくアジアの各方面に進出した日本に比べて、オーストラリア軍が第二次世界大戦で戦った戦地は少なく、中でもココダトレイルはとても激しい戦地だったからです。オーストラリア政府による慰霊碑が多く存在するココダトレイルには、毎週オーストラリア人の観光客が訪れています。

(了)
StreetBeat



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