PNGサッカーに100万kina    2006年4月26日(水)     記事一覧へ    前の記事へ    次の記事へ
セアニアフットボール協会(OFC)の代表レイナルド・テマリー氏がパプアニューギニアにやってきました。


「100万kinaを投資し、PNG全土に17個のサッカーフィールドを建設したいと考えています。」これは驚くべき発言!!テマリー氏は元タヒチサッカー代表で1991年のサウスパシフィックゲームスでPNGに来た時に、サッカー会場が少ないことが問題だと感じていました。さらに続きます。「スペイン、アルゼンチン、オーストラリアのいずれかとサッカーエリート育成のためのプロジェクトを行う計画も進行中です。」


「現にFIFAの一部からは、OFCは解散し、AFC(アジアフットボール協会)に統合するべきだとの声もあがっています。そうならないためにはあなたたちの努力が必要です。OFCのレベルを高め世界に通用するプレイヤーを育てることが重要なのです。」


プアニューギニアの少年達の身体能力には素晴らしいものがあります。まず17歳とは思えないその風貌(はっきりいっておっさんである)。風貌は関係ないにしろ、足の速さ、体の強さ、裸足でジャングルを駆け抜ける強靭な足の裏、真っ暗闇でも前方に誰かがいることがわかるその危険察知能力、集合時間に1時間遅れてもまったく気にしない強いメンタル、など数え上げたらきりがありません。実際、ふくらはぎは、どの少年も見事にぷっくりと膨れ上がり、まるでロベルト・カルロスです。
  アフリカが開拓しつくされようとしている今、オセアニアのスター選手がサッカー界に新風を巻き起こす日も遠くないかもしれません。

(了)


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上写真はFIFAアジアオセアニア地区開発マネージャー、デビッド・ボーヤ氏。


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