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Clan(氏族)について。 2006年11月25日(土) その壱

 村人の話し声で目が覚めます。6:00起床。外に出ると霧のかかった山に朝陽が差込み、まことに爽やかです。ゴロカに比べるとかなり寒く、太陽が隠れるとすぐにひんやりとします。

 周りを眺めれば、遠くに見える山と空の境界線上に霧が立ちこめ、その自然の光景たるや素晴らしいの一言につきます。

パイガタサの眺め。


村の中心地。

  パイガタサ村。人口は約400名。土地の面積は6〜7平方km。(共に推定)
 2つのClan(氏族)「Wanosa」と「Kimisapa」に分かれます。パイガタサにある各家族は必ずこのどちらかのClanに属しています。今回旅を共にしたマルテクのIgabi家、ドナルドのAwaparu家などは「Wanosa」Clanに属します。

 遠い昔「Wanosa」という男がこの地にたどり着き、ほどなく「Kimisapa」という男もやってきました。2人は意気投合し互いに協力しあい、このパイガタサの地に住み着きました。パイガタサに住む村人はすべて「Wanosa」と「Kimisapa」の末裔達です。

 また同じClan内で結婚はできません。これはとても厳しい掟で長い間守られています。

道がきれいに整えられています。


わらぶき屋根が赤土にマッチしています。
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