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ゴロカ高校卒業式。前編 2005年11月11日(金) その壱

 11月11日。日本では電池の日ですが、我がゴロカ高校は電池以上に大事な日なのでした。ゴロカ高校12年生、卒業の時です。
 おとといから、サイモンにお願いしていたことがありました。めでたい場所にはめだたい格好をと、民族衣装を着させてもらいたい、と頼んでいたのでした。
 式の1時間前、8:30にサイモンの家へ。すでに民族衣装に必要なカソワリの羽、クスクスの毛皮、ゴクラクチョウの羽などが用意されていました。サイモンの村はウンガイと言い、今回の衣装はその村のものなのだそうです。次々と衣装を付けられ、1時間後には立派なマンギー・ウンガイ(ウンガイの若者の意)が誕生していました。

最初はこんな感じで、


つぎに顔のメイクをし、


最後に頭に飾り物をします。(今つけている茶色の羽はゴクラクチョウです)


マンギー・ウンガイの誕生です!

 すでに式は始まっており、校長や来賓の方々が挨拶をしていました。すでに卒業生、在校生、父兄、近所のちびっ子など、かなりの人が集まっていました。少々、厳かな雰囲気でしたので、ボクを見てもみんなの反応がとても薄く、何のための民族衣装か、とても恥ずかしくなってきました。
 会場はあきらめて、スタッフルームに行くと学校のスタッフ達は大喜び。あぁ、よかった。

卒業式会場。来賓の挨拶中です。


学校スタッフと一緒に。
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