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おばさん、さよなら。2005年2月26日(土)

 ゲストハウスには長期滞在する人が多い。モリーおばさんもそのひとり。彼女はPOMの裁判所で書記をしているのですが、今は臨時でゴロカの裁判所に働きに来ていました。そのおばさんが今日帰ることになってしまったのです。

モリー


食堂にて。真ん中がモリー。

 彼女とはこのゲストハウスに1ヶ月近く一緒でした。おばちゃんって感じの、よく笑う気さくな人でした。髪の毛はナチュラルアフロでとてもファンキー、朝テンションの低いボクを暖かく叱ってくれたソウルフルな人でもありました。ボクと同じ年の息子がいるそうで、異国の青年のまなざしに息子を思い出していたのかもしれません。1ヶ月近く同じ屋根の下で同じ釜の飯を食べた彼女はもう戦友も同然。最後の別れは握手だけ。もう言葉はいりません。

最後の夜。食堂横にて。モリーとルビー。
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