シーホースプロジェクト 2006年8月11日(金) | |||||||||
パプアニューギニア大学が新たに始めた海洋保護プロジェクト。その名も"シーホースプロジェクト"。PNGに棲息するタツノオトシゴの生態調査を行い、種類や棲息している場所、取引に関する最新情報を世界に提供するというプロジェクトです。 プロジェクトに関わるモトゥポレ島研究所のバイネ博士はタツノオトシゴに関する多角的な調査がなされることに興奮気味で、特に世界で最小のタツノオトシゴ"ピグミーシーホース"(体長約25mm)の生態が明らかになることに大きな期待を寄せています。 ダイビングオペレータも巻き込んだ調査や、世界の写真家を呼びPNGのタツノオトシゴ限定のフォトコンテストの開催も計画されています。 フィッシングギアを選ばずにタツノオトシゴを乱獲する動きは世界各地で行われおり、そのため棲家が破壊され、生物全体の退化がおこり、深刻な絶対数の減少を引き起こしているといいます。 タツノオトシゴの保護と、環境にやさしい取引のされ方(タツノオトシゴの売り買いを全面否定しているわけではなく、環境を保護しつつ取引できる方向性を検討しているようです。)を提案、促進していくこのプロジェクト。この実現のためには、タツノオトシゴそれ自体はもちろん、彼らの棲家となる海草、サンゴ礁、マングローブの保護も考えていかなければなりません。 シーホースプロジェクトのリーダー、マーティンスミス博士は「このプロジェクトはPNGだけでなく、世界規模でなされるべきだ。」と述べています。 (了) |
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